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『美男の達人』小林典雅

面白かった(^^)

ルックスはいいのに女性と交際した経験はない主人公 上遠野瑛士は、同僚に頼まれて美男塾の説明会に付き添わされてしまった。
しかしそこで講師の夏秋の笑顔に一目惚れしてしまい、彼に会うために美男塾へ入塾を決意したのだった。

講義を重ね夏秋を知るうちに彼への想いが募って、とうとう告白にまで至るのだが、けんもほろろに断られてしまう。上遠野のアプローチがが真剣になればなるほど、夏秋が営業スマイルを捨てて態度を硬化させていくところがまた面白い。
しかし乙女要素を素因に持つ上遠野は、大好きになった人と一緒にやりたいことをいろいろと温存していたというだけあって、どんなに手ひどく断られてもめげずにアタックするのだ(笑)
そのちょっとやそっとじゃあきらめない根性に拍手。

話の半分程が美男塾の講義内容だったりするのだが、そこがまた面白い(笑)
女性の本音をこれでもかと、言葉にした内容に思わず感嘆。ホントにこの通り実践できれば言うことないだろうと思うけど、そこまで完璧にできる男がいたら逆に引いてしまうかもしれない。
あまりに出来すぎる人間というのも問題なんだよ(笑)

実は、塾頭と夏秋の間に何かあるんじゃないかと勘ぐったりしていたのだが、どうやら塾頭は他の塾生に心を奪われたようだ。
その話もぜひ読んでみたいなあ。

美男の達人 (白泉社花丸文庫 こ 6-1)美男の達人 (白泉社花丸文庫 こ 6-1)
小林 典雅

白泉社 2008-06-19

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