『心霊探偵八雲 1 赤い瞳は知っている』神永学
読んでみたいと思っていながら手を出せなかったけど、めでたく文庫落ちしたので嬉々としてゲット(^^)
なかなか読むタイミングが合わなくて、ようやく読了。
大学生の斉藤八雲は、右目で現実にあるものを左目で見えないものを見る。
普段は隠しているが、霊や死者の魂を見ることのできる彼の左の瞳は、燃える炎のような赤だ。
人知れず穏やかな大学生活を送っていた彼のもとへ、小沢晴香が友人のことで相談に行った時から物語は始まる。以来、トラブルメーカー(正確には作っているワケじゃないが)?の彼女が持ち込む厄介ごとに八雲は否応無しに巻き込まれていく。
この巻は登場人物紹介を兼ねた短編が3編(+添付ファイル)が収録されているが「ファイルII トンネルの闇」はゾッとした(^^;
でも、ちょっと弱みを見せる八雲も見られるシーンはグッとくる。
自分の言葉が相手に与えるダメージを計算しながら、わざと辛辣な物言いをする八雲と、感情のままに言葉を紡いでバッサリ斬られちゃう晴香のやりとりも面白さのひとつなんだろうなあ。
死者の言葉を聞いて、事件の謎を解く彼を探偵と言えるのか?とは思うけれど、彼が持つ鋭い観察眼と冷静な心は探偵の必須アイテムだろう。
この巻で播かれた半信半疑のネタを、次でどんな風に明かしてくれるのか楽しみに待ちたい。
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