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略奪者 -ロッセリーニ家の息子-

想像していたよりも甘めな話だった。

『伝説の博徒』の血筋を引く早瀬瑛は、父の死後任侠につながるすべてを放棄し一個人としての普通の生活をおくっていた。しかし、過去は彼を放っておいてはくれなかった。かつて組に在籍していた芝田という男の出現によってささやかな生活を壊され、あげく拉致監禁されて彼との養子縁組を強いられたのだった。もちろん養子縁組とは名ばかりで、実際は瑛の身体が目当てだ。
諦めの境地の中、いよいよ養子縁組の日がきて芝田の勢力を見せつけるが如く盛大に披露が行われた。その後、初夜に見立てた芝田に組み敷かれた瑛がいっそ一思いに…と覚悟を決めた。
その時、何者かが侵入し瑛は再び連れ去られてしまうてのだった。

ラブストーリーとしては山あり谷ありで面白いのだが、任侠の世界とシシリアンマフィアが関わって、もっとドロドロした硬質な話になるのかと思っていた自分的には少し物足りない感もある。
どこへ連れ去られても拉致監禁(もしくは軟禁)される瑛に感情移入しにくかったのもあるかもしれない。たとえ世話になった会社を楯にとられても、理不尽なヤクザに屈しない気概を少しくらいは見せて欲しかったなと思う。
また、瑛の恩人の彼のことやマフィアの彼のファミリーの話など、もっと突っ込んで描かれていても良かったのにと思う。それで結果的に二段組となっても無問題だし(笑)

略奪者
岩本 薫著
角川書店 (2006.9)

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コメント

こんにちは、設定が設定だからもっと堅苦しい話なのかなと読む前は思っていたのですが、読んでみると以外にアレレ?と若干肩透かしの感は否めません。

でも楽しく読む事は出来ました。その辺りは良かったです(笑)

TBさせていただきました
ではまた~

投稿: Jura | 2007/01/15 22:18

どうやらTB出来なかったみたいです…すいません^^;)

投稿: Jura | 2007/01/15 22:20

>Juraさん
設定もですが、表紙のレオナルドの存在感がねー(笑)
ゴージャスな雰囲気は楽しめましたが、もっと血が滾るような熱さがあっても良かったかなと思います。
もし、続きが出るんなら期待したいところです(^^)

TB弾かれてしまいましたか?
設定を確かめてみましたがOKだったので、よろしければリトライしてみてください(^^)

投稿: 成田智 | 2007/01/16 00:23

再び、いや…三度こんばんは
言及リンク形式(?)にしてみたら届いたようです。

続き、あったらば今度はもう少し違う部分を掘り下げて欲しいですね。

では~

投稿: Jura | 2007/01/16 00:50

再び、いや…三度こんばんは
言及リンク形式(?)にしてみたら届いたようです。

続き、あったらば今度はもう少し違う部分を掘り下げて欲しいですね。

では~

投稿: Jura | 2007/01/16 00:50

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岩本さんの本はこの作品が初めてです、私この方の名前を見るといつも北村薫さんとなんかごっちゃになります、三文字で名前が薫だと栗本薫さんもそうだけど、栗本さんはBLも書いているからまだいいとして、北村さん...... [続きを読む]

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